内容では勝ってたのに負けた試合
巨人2-3DeNA(東京ドーム)2020.07.29
チャンスで決めきれずに負けた試合だった。
巨人5回、DeNA0回、この試合の得点圏にランナーを置いた数を比較すると、チャンスは巨人の方が多かった。にもかかわらず得点はソロホームラン2本の2点のみ。対するDeNAもホームランは2本だけれど、2本目の高城の前にゲッツーを取りそこねたランナーが残っていたためその分2ランとなり、それがそのまま決勝点となった。
この試合巨人投手陣は5人登板したけれど、与えた四球はわずか合計1つ。冒頭の通り得点圏にもランナーを置いていないので、良く投げていたと思う。ホームランを打たれた戸郷も前回と比べたら調子は悪くなく、本調子に近かったように見える。やはり打線がDeNA先発の濱口を捕まえきれなかったのが大きな敗因だろう。
この日の濱口はチェンジアップ以外のコントロールが悪いという奇妙なコンディション。巨人打線は荒れ球が苦手な傾向があり、ゾーンに入ってくるストレートを待っていたらそれがチェンジアップだったりと、うまく手玉に取られたような感がある。
なのでチェンジアップが使いづらい左打者の方が濱口を対処しやすいのかもしれない。それもあってか、5回に戸郷の代打に送られたのが右の石川ではなく左のパーラだった。結果としては凡退してしまったけれど、チェンジアップを封じてしまえば、ただのコントロールの悪いピッチャーになりそうなので、次回当たる際は右偏重打線じゃなくて、せめてジグザグ打線で挑んで欲しい。
以下この試合のその他出来事をざっくりと。
高木、またもベンチ外。怪我とかじゃないよね?
巨人、応援団の入場再開。ひとまず太鼓のみで応援する模様。
DeNA山﨑康晃、7回に登板。コンディション調整のため配置転換らしい。
以上。