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勝利まで長かった

広島2-7巨人(マツダスタジアム)2020.07.14

 

長かった。連敗脱出までもそうだけど、この試合自体が長かった。両先発が5回で球数100球近くまで達し、その後の両リリーフ陣もカウントが深くなったりランナー溜めたりで、試合のテンポが悪かった。とにかくようやくの勝ち星で首位返り咲き。

 

広島の先発は九里。前回登板で2安打1得点しかできなかった相手だけに、打順もその2安打を放った岡本と大城を4番5番とくっつける打順にし、かなり意識しているようだった。

3回には先頭の菅野が四球で塁に出ると、1番亀井に早い回では珍しく送りバントの指示も出ており、先制点を取ることへの執念が伺えた。

 

しかし今回ははどうも九里自体が前回とは別人のようで、コントロールがまとまらず、コーナーワークが息を潜めていた。あと前回は緩急として効いていたチェンジアップも投げ控えてる感じで、投球の幅が狭くなっていたように思えた。

得点には至らなかったものの、2回には3連打で早くも前回のヒット本数越えを果たし、続く3回にはタイムリーと岡本のビックリホームランが飛び出して4得点を挙げ、周到な準備とは裏腹に試合の主導権をあっさりと手に入れた。

 

この日の球審のジャッジが辛かったのも、この試合の大きなポイントだったかもしれない。九里はストライクで追い込むも、決め球に困ってコースを狙ってボール判定、というような展開が続いていた。ただ4回以降はペースを掴んできたような節があり、5回裏の打席で代打を送られた時は勿体ないかなとは思った。

一方菅野も何度か首を傾げるシーンがあり、球数がいつもより嵩んでしまった。中10日での登板だったので、100球を越えても投げさせ続けるかと思っていたが、6回表に九里から代わったDJ.ジョンソンから味方打線が3点を奪ったため、こちらも早めの降板となった。

 

6回以降は両チーム示し合わせたかのようにリリーフの品評会のような展開になった。

広島の方は先のDJ.ジョンソンにケムナ、島内、フランスアというラインナップ。巨人は澤村、鍵谷、高木、大竹の面々。広島の方の投手事情は分からないけれど、こちらは期待値が低い順に並べられたような気がする。

 

澤村は何度目かの追試で、ツーアウトからヒット2本で失点と、またも良い結果は残せなかった。

鍵谷、高木は回を任せられるかというテストだったように思うが、鍵谷はホームランで失点、高木はツーアウトからランナーを溜めてしまって、怪我明けの大竹に火消しを任せる始末。

その大竹はこれが今季初登板となったが、高木のお陰でいきなりの回跨ぎ。9回には無死1・2塁のピンチを背負うも、得意のシュートを引っ掛けさせてダブルプレーで難を逃れる。ラストバッターのこの日珍しく無安打の鈴木誠也も抑え、投手4人のお試し起用で何とか逃げ切りを果たした。

 

振り返ると連敗中はいずれも先制点を許していたので、先制逃げ切りという形が今の巨人の必勝パターンなのかもしれない。なので両チームの先発の出来が勝敗を左右するし、この試合がそんな感じだった。

次戦は戸郷とジョンソンが先発。ゾーンで勝負する戸郷と、コーナーワークのジョンソンという顔合わせなので、この試合のように審判が辛めだったらウチに分があるかもしれない。

 

以下この試合のその他出来事をざっくりと。

 

楽天高梨、高田とトレードで加入。遠征後に合流かな。

 

大城、5番起用に応える猛打賞。4番岡本と連動はしてなかったかな。

 

高木、今季初四球。これまで四球無しで火消ししてたのか。

 

坂本、今日もヒット出ず。ボールに押されてる印象。

 

広島鈴木誠也、5タコ。本人の調子か、大城がうまい事封じたのかどっちだろう。

 

 

以上。

 

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