2021年に向けた補強ポイント
【支配下65人の壁】
現状支配下登録選手が60人しかおらず、育成選手を保持するための65人を満たしていない。7月末日までに達成すれば良い数字ではあるが、今冬のFA市場には期待したほど目ぼしい選手が並んでいない。一体何を見込んで多くの選手を切ったのか、今のところ謎のままである。
あと5人、菅野が渡米したら6人、どのように埋めていくのだろうか。
【左過多の外野手】
支配下人数現在8人
亀井、丸、立岡、重信、松原、伊藤
陽、石川
その他ウィーラー若林がレフトを守ったり、ファームで松井義弥が外野守備を試されたりしている現状。支配下に近い八百板も左打ちの外野手。
報道ベースだとFAの梶谷を取りに行くようなので、また左過多に拍車がかかりそう。もし梶谷が加入したら、2019年亀井のような役割を期待したい。
KBOの両打ち外国人ロハスを獲得する報道もあるが、個人的には楽天から自由契約になっている右打ちのロメロを取りに行く方が良い気がする。代理人がエグいので金額ふっかけられる可能性もあるけれど。
【菅野のポスティング】
行くのか行かないのか読めない案件。
FAしてる小川で菅野の代用という話も聞くけれど、全然代えには及ばない。
菅野の代わりに去就未定の田中将大が巨人に来てくれるなら話は別。菅野移籍で浮く6億5千万とポスティングの取り分があれば、2年20億くらいで契約できないだろうか?日テレが嫁さんの芸能界復帰バックアップとかもすれば中々良い話になりそうな予感。
菅野がメジャー行かなければそれはそれでまたローテの軸になってもらえるので安心。
【先発ローテ】
菅野がいないと仮定して、サンチェス、戸郷、メルセデス、今村、高橋、桜井でまわすような想定か。
枚数はいてもイマイチ信用おけないので、FAの井能にアタックしたのは正解。あとは野上の復活や、大竹の配置転換に期待したいところ。
ドラ1の平内が今年の広島森下バリの活躍を見せくれたら大夫助かるけれど、そこまでいかなくとも平内の出来栄えがローテを左右すると予想。
若手の井上、横川にも期待を持っているが、焦らず来年一年もじっくり体作りやフォーム固めをしてほしい。芽が出たからといって使い潰すのには反対。
【ファースト】
何もしなければ中島とウィーラーという選択肢。
ファームに左打ちの香月もいるが、まだ成長過程なので来シーズンは期待はできない。1億ぐらいならボーアを取るのもアリかなと思う。あとは足の具合次第で亀井のコンバートがあるかも。
【ショートのバックアップ】
吉川大幾と山本が抜けたため急に薄くなった感のあるショート。吉川尚輝が次代のショート筆頭だろうが、来年はまだ坂本と二遊間を組むのが基本だと思われる。
この役目のために増田大輝に加えて湯浅が1軍ベンチ入りしそうな気配だが、湯浅はまだ2軍で打撃を頑張ってほしいのが個人的な願い。田中俊太はスローイングが怪しいし、北村と若林のショートは久しく見ていない気がする。守備のしっかりしたバックアップが欲しい。
【捕手4人問題】
大城、岸田、炭谷、小林と、1軍でマスクを被れる人材が増えて嬉しいのだけれど、下で山瀬が良い感じに育ってきているので、この内の一人を2軍に送って成長の機会を奪うという事をしてほしくない。
大城をファーストにコンバートする手もあるけれど、今年の正捕手にそんな事するとは考えづらい。あとは今年活躍できなかった小林を1対2のトレードで出す画策をするか…日ハム、玉井と松本剛とか欲しいなぁ。
【育成外国人】
いつも3〜4人はいたこの枠も気づけば0に。方針転換で今後取らないつもりなのか、はたまた年明けに海外でトライアウト開いて一気に補充するのか気になるところ。
左打ちの内野手か右打ちの外野手の大砲が欲しい。あとは先発のバックアップ要員がいてくれると心強いかなぁ。