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雨、堅守、ゲッツー、バント

DeNA1-2巨人(横浜スタジアム)2020.07.17

 

結構な雨の中、何とか6回まで試合が行われて1点差での勝利。スコア的には派手さはないけれど、いつまで試合が続けられるか、雨で失投にならないか、エラーが起きないか、走塁で滑って怪我をしないか、その中1点差を守りきれるかなど、中々緊張感のある試合だった。(最後は猫乱入に癒やされたけど)

 

巨人の先発は今村。投手総合コーチが田口は1回飛ばすとか言ってたので、雨で流れた先週の分を考えるとこの試合復帰なんじゃないかとも思ってたけど、まだ完治はしていない模様。これ系のアナウンスがあてにならないのは去年の菅野の件からある事。

 

今村にとってはローテ枠を勝ち取るチャンス。この1週間ぐらい先発投手は良いパフォーマンスを見せているので、そこそこハードルは上がっているかもしれない。

結果は5回1失点。降りしきる雨の中、四球を1つしか出さなかったのは素晴らしいと思う。ヒットが6本とちょっと打たれすぎた感はあるけれど、四球が少なかったお陰で大量失点に繋がらずに済んだのだろう。

今村は順調に見えて突然荒れ出す事があるので、5回の梶谷に四球を与えて二死1・2塁になった場面は、ソト相手に失投せずよく踏ん張って抑えていた。

この内容で田口に取って代われるかというと微妙だけれど、もう一回チャンスをあげても良いんじゃないかとは思う。横浜打線が雨のせいで調子悪かった可能性もあるし、ベストコンディションの中で現時点の今村の実力を試してほしい。

 

あとグラウンドコンディションの悪い中、エラーを一つも出さなかった野手陣もこの最小失点に貢献していると思う。特にこの試合でファーストに入ったウィーラーは、コントロールミスした野手陣の送球を良く取ってくれていた。

 

エラーで出塁となると投球テンポにも悪影響なので、守備面ではDeNAも含めて全員良く集中していたように思う。

両チームともやたらとセカンドに打球が飛んだ印象だったけど、巨人は尚輝、DeNAは柴田と、守備に定評のある選手が位置していたのも締まったゲームになった遠因だろう。

 

打線の方は両チームともにゲッツーの間の得点がチーム初得点になる地味な出だしだった。巨人は大城、パーラ、ウィーラーと、単打3連発で満塁のチャンスを作り、尚輝のゲッツー打の間の得点であった。何か既視感があるなと思ったら、14日の広島戦で大城、中島、パーラの単打3連発後に尚輝ゲッツーというのがあったのを思い出した。違いはアウトカウントで、その時はワンアウトだったので得点には至らなかったけど、今回はノーアウトだったので点に結びついた。

しかし効率の悪い点の取り方だとは思う。5番打者が足が遅くはないパーラだったら7番打者のヒットで返ってこれてたんじゃないかな。ついでに頑なにパーラを5番に置かないのが気になってはいる。

 

決勝点は丸の逆方向へのホームラン。けれど丸に関しては、ホームランより前の打席のバント空振りの方が気になるかな。これも丸自身の失敗というよりか、ここのところ先制点を取りに行く場面で誰彼構わず送りバントをさせてる采配の方が気になっている。先の広島戦から急にこの方針を取っているようなので、どんな思惑なのかは気になっていた。

 

送りバントが良い悪いの話ではなく、今までとは正反対のやり方だったので、その変わりようが気になっている。今週は天気が安定していなかったので、コールドゲームも見据えて早めに先制しておこう、という戦略がたまたま続いただけなのだろうか。次の試合は降雨の心配が無さそうなので、どういう風に先制点を取りに行くか興味深く見守りたい。

 

それと対象的だったのがDeNAで、1点を追いかける5回の裏一死1塁投手の井納の打席、そこですら送りバントをさせなかった。試合後の監督インタビューで、一塁走者が脚の遅い戸柱だったので、バントゲッツーを嫌ってバットを振らせたとの事。走者を進める事より、アウトカウントが増えるのを嫌うDeNAらしい。方針が明確な部分には個人的には好感を持っている。

 

以下この試合のその他出来事をざっくりと。

 

高梨、この日は一軍登録されず。翌日に誰を代わりに落とすか決める模様。

 

坂本、久々のヒットで通算1900本達成。雨でノーカウントにならず良かった。

 

岡本、3三振。井納が苦手?

 

高木、今季初セーブ。コールドゲームの棚ぼただけで終わらせないでほしい。

 

 

以上。

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