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先発と走塁で勝った試合

巨人5-3DeNA(東京ドーム)2020.07.02

 

桜井ナイスピッチング。8回107球2被安打2四死球9奪三振1失点、今季チーム1番の結果。文句なく先発で勝ったと言える試合だった。

 

この日は制球が冴え渡っていて、コースへの投げ分けが見事だった。マスクを被った炭谷との意思疎通もうまくいっていて、追い込んでから内外と揺さぶってテンポよく討ち取り、球数をかけずにイニングを進めることが出来ていた。

難を言えばチェンジアップの精度が今ひとつだったけど、代わりにカーブを有効的に使えていたので、そういった対応力も含めて見事だったと思う。

 

桜井が1失点で8回まで守り抜くも、こちらも2得点だけだったので、9回が不安な状況ではあった。けれども8回裏に、前日に手も足も出なかったパットンから3連打で3得点して突き放す理想的な展開となった。

これで1-5のまま終われば爽快だったのだが、9回に登板した鍵谷が四球と長打でランナー溜めて失点を喫したため、締まらない感じになりはしたものの、逃げ切って試合終了となった。

 

打線ではダイヤモンド谷プラチナ仁朗こと炭谷銀仁朗が3安打3打点の大活躍。この試合は上位打線が湿っていたので、下位打線でチャンスメークから得点に至るまで仕事してくれて助かったと思う。

上位打線でも坂本、岡本がノーヒットだたけど、丸が完全に復調してマルチ安打を達成しているので上手くバランスは取れているのかもしれない。

ただ少し気になったのが、岡本が外のスライダーに手こずっているように見えた事。ストライクからボールになる球は見極めてる感じなんだけど、ストライクゾーン内で真ん中から外に変化するボールを打ちあぐねてる感じがした。この試合でだけの事かもしれないが。

 

またこの試合は走塁が光った試合でもあった。長打一本で一塁からホームに帰ってきたパーラ、代走から初球盗塁後ヒット一本でホームインした増田大、浅めのライト前で2塁から一気にホームを陥れた陽、陽のホームインの間にしっかり一塁から三塁まで進塁した重信と、進塁する意識の高さが伺え、見ていて爽快だった。

 

今季はツーアウトから得点するシーンが多い印象だけど、ひょっとしたらチーム全体で走塁の意識改善があっての事なのかもしれない。ツーアウトであればランナーはフライアウトを気にする必要が無いので、積極的に次の塁を狙いにいけるからだ。

この試合では尚輝がエンドランをミスってダブルプレーになったシーンもあったが、チーム方針でアウトのリスクより次の塁を取る事に重きを置いている現れだったのかもしれない。それにしても軽率なミスではあったのは否めない

 

とりあえず文句のない試合運びでカード勝ち越しを決められたので、この勢いで中日も撃破して全5球団から勝ち越しを決めてほしい。

 

以下この試合のその他出来事をざっくりと。

 

亀井、死球を肘付近に受け途中交代。大丈夫だろうか?

 

坂本、ベイスターズ戦ノーヒット。対策されてる?

 

DeNA、二度の申告敬遠も、両方得点に繋げられてしまう。

 

 

以上。

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