GOYG ~ジャイアンツを応援しながら野球通になれるよう頑張ってます~

ジャイアンツファンのブログ。考察記録を残して野球観戦の経験値を上げようと奮闘中。

臨時ブルペンデーも丸6打点で余裕の試合運び

巨人7-3中日(東京ドーム)2020.07.04

 

振り返ってみれば予兆はあった。先週の突然の代走降板、前日二軍で今村が打者一人で降板し一軍に急遽合流。この試合3回が終わって先発の田口が突然降板し、4回から鍬原がマウンドに上がったのだ。

 

試合後に、田口が左太ももに張りがあるらしく大事を取っての降板と発表があった。冒頭の件と照らし合わせると、1週間以上前から違和感を訴えていたのだろう。なので2番手の鍬原もスクランブル登板と言う訳ではなく、ある程度準備をしていたに違いない。

 

その田口は打者9人を相手にして被安打1の無失点。患部の影響か球速はそんなに出ていなかったけど、低めにボールを集めて丁寧に投げているように見えた。

 

4回からバトンを受けた鍬原は、4回5回は荒れ球がまだ抑制できていた感じだった。けれど6回に暴走しだして、1四球1安打1死球で無死満塁のピンチを作り、続く大島にあっさり2点タイムリーを打たれてお役御免となった。

キャッチャーはサイド鍬原の活かし方をインコースを使う事で見出したみたいだけど、肝心のコントロールがギャンブルな感じなので扱いづらい事には変わりないだろう。まだ下でじっくり制球を磨いてもらう方が、後々の戦力になる可能性もあって良さそうに思える。

 

投手はその後鍵谷が火消しで出て1点返されるも後続を断ち、高木、中川と繋ぎ、最後は澤村が登場。澤村は無失点に抑えるもボール先行の四球を1つ出してしまい、前回の汚名返上とまではいかなかった。まだしばらくは雑用的な役回りなのではと予想。

 

投手陣は6人で繋いで3失点を喫するも、それ以上に打線が、というか丸が点を稼いでくれたおかげで、試合運びは余裕がある物となった。

 

中日の先発ベテランの吉見は出足がピリッとせず、そこを巨人打線が襲いかかった。

この日1番に入った重信がヒットで出塁して口火を切り、坂本四球で続いて無死1・2塁。そして3番丸が、前日の坂本の合わせ鏡のようなバッティングで、低めのボールをライトスタンド最前列に運び3点先制する。後続もヒットは放つが点には至らず。結果初回だけで4本のヒットが飛び出した。

 

2回には坂本が2試合連発となる3号ソロホームランを放ち0-4。早くもワンサイドゲームの気配が出てきた。しかし吉見はそこから何とか立ち直り、4回までを投げ切る。

 

5回からは鈴木博志がマウンドに上がるが、いきなり先頭の坂本にストレートの四球を与える。

こうなると次の打者への初球が甘くなるがセオリー。その通りのど真ん中ストレートを丸が逃さず捉えてライトスタンド中段へ。この試合2本目となる一発でスコアを0-6とした。

 

その後前述の通り3失点するも、7回に再び坂本出塁後の丸の打席となり、今度はタイムリーツーベースを放って3-7、試合の流れを渡さなかった。これで丸は3安打6打点の大活躍。先日までの長い不調が嘘のよう。

 

丸のおかげで試合展開が楽になった事もあり、6回に中島、7回に坂本、8回に岡本、9回にパーラが代走や守備交代で退く。この試合がナイター後のデーゲームだったのと、来週からの甲子園、神戸、マツダの西日本遠征を見据えての休養なのだろう。

 

イレギュラーのあった試合も、丸様様の余裕の勝利で早くも勝ち越し決定。明日はひょっとしたらスタメンから若手・中堅中心の起用になるのかも。

 

以下この試合のその他出来事をざっくりと。

 

重信、1番でスタメン起用。亀井の代役だろうけど定着してほしい。

 

吉川尚輝、8番起用。バッティングが信用されていない可能性。

 

ウィーラー、代打出場も凡退。そろそろ長打が欲しい。

 

中日マルティネス、6回からマスクを被る。20年ぶりの外国人捕手らしい。

 

 

以上。

ブログランキング・にほんブログ村へ