今年加入の助っ人達
日本ハム8-5巨人(東京ドーム・練習試合) 2020.06.13
もう何度目かの先発となったサンチェスは、今回も修整が必要な結果に終わった。
持ち球はカットボール、カーブ、スプリット、ツーシーム。直球の球速は常時150キロオーバー。ただ今のところの見立てだと、球速があるだけの凡ピッチャー
空振りの取れる変化球が無い、コーナーに決められる制球力が無い、緩急のコンビネーションもないし、タイミングが取りづらいフォームでもない。ストレートに球威が特段あるわけでも無く、手元で動いている訳でもない。
打者からしたらストライクゾーンに来た球をストレートのタイミングで思い切り振るだけ。打たれてるヒットのほとんどが速い打球なのも、打者に迷いが無いからだと思う。
KBO時代はどうやって抑えていたのか甚だ疑問。日本のボールが滑ると言っていたので、ひょっとしたらそのせいで制球か変化球の質が落ちているのかもしれない。しかしそう言ったところで、日本の環境で結果を残してもらわにゃ何もならないわけで。
ボールに慣れて制球力付けてもらうのが一番だけど、来日して4ヶ月ぐらい経った今でもフィットしてないなら望み薄かな。
とりあえず2段モーションにして打者のタイミング外してみたらどうだろうか?
この試合3番手で登場のビエイラは、コントロールは改善されてきてる模様。ただ杉谷にあっさり3盗決められたのはいただけない。ランナー警戒しすぎて自滅するよりはマシかもしれないけど、そんなじゃ大事な場面を任せるのはキツい。
西武戦で自滅した時滝のように汗を流してたのと比べたら、この試合は涼しげだったので余裕は出てきてるのかもしれない。
そしてパーラ。内角が苦手なのが見えてきちゃってる。さらにそれを意識してか、外角のボール球にも手を出し始めてる。
残りの練習試合でもこの兆候だと、調子上げてきてる陽と立場逆転になるかもなぁ。
過去にオープン戦散々だったマギーが、シーズン始まったら実力発揮した例もあるし、がっかりするのはまだ早いと信じてる。
以下この試合のその他出来事をざっくりと。
亀井、久しぶりに1番に座るも出塁なし。
亀井に代わって7番に移った尚輝、ライトスタンドへ2ラン。原監督の求める引っ張れる左がここに。
岡本、2戦連発の特大アーチ。あんたが大将。
小林、久しぶりのノーヒット。
藤岡、壊れた試合を立て直す、3イニング1失点の好リリーフ。コントロールは良くないけど、それが良い感じに荒れ球になってる模様。
チャンスの時に場内スピーカーからチャンステーマが流れるように。意外と良い。
以上。