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早打ちと桜井の踏ん張りで理想的な勝利

ヤクルト4-9巨人(神宮球場)2020.07.26

 

苦手高梨に対して早打ち作戦がハマり初回に一挙5得点。その後ホームラン攻勢で追加点を上げ、終始試合の主導権を渡さなかった。投げる方では桜井が出だしに苦しむものの、徐々にペースを掴んで8回まで到達。リリーフを休ませる事にも成功し、理想的な勝利で首位攻防戦を1勝1敗1分のタイで乗り切った。

 

2週間前の神戸と同じ顔合わせとなった高梨と桜井。前回は高梨を捉えきれずにペースを掴まれ敗れてしまったが、今回は先頭打者亀井の初球特大ファールが狼煙と言わんばかりに怒涛の早打ちが繰り広げられた。

亀井から岡本までの4連打で2得点、大城の犠牲フライで3点目、ウィーラーさんがヒットで追撃の手を緩めず(岡本走塁死)、仕上げに尚輝の3試合連続となるホームランが飛び出す。ここまで打者7人でわずか17球の内に5得点。スポナビのチャートを見ると、ストレートやカットボールなど速いボールに照準を合わせていたように思える。

高梨は3回に岡本のソロホームランを浴びた後に立ち直れず降板となり、前回の雪辱を果たす事に成功した。

 

いきなり大量の援護点をもらった桜井だったけれど、初球を先頭の坂口にスタンドまで運ばれて出鼻をくじかれ、ペースを掴めないままヒットと四球で無死満塁のピンチを背負ってしまう。こちらも打ち込まれては折角の大量得点が台無しになるところだったけれど、5番山崎には併殺崩れの1失点で済み、続くエスコバーを注文通りの併殺打で打ち取って難を逃れた。

 

この日の桜井は全体的に制球難だったけれど、特にチェンジアップのコントロールに苦しんでいるよう見えた。そのため2回以降は炭谷がストレートとカットボール中心にペースを掴ませる組み立てにしたようだ。それが功を奏したみたいで、桜井は2回以降は走者を一人は出すも後続を凡退させるピッチングでリズムに乗っていき、味方の援護点もあって回を重ねる毎に楽に投げれるようになっていった。

 

しかしさすがに最後までこのままとは行かず、8回に先頭の西田に一発を浴びた後、ランナーを一人背負った所で村上に長打を打たれてこの回2失点目。球数が110球を超えていた事もあって、あとアウト一つでチェンジという所で交代となった。けれど十分すぎる働きで、大量得点しても大量失点してしまってはリリーフを休ませる事はできなかったので、桜井は本調子じゃない中大いにその役目を果たしてくれた。

 

桜井がランナーを残したものの、3試合連続登板となる大江が危なげなく抑える。何か普通に戦力になってるな大江。

9-4と点差のある好条件になった事もあり、9回にはこの日支配下登録されたばかりの田中豊樹が待ってましたの登場。ユニフォームが間に合わなかったため、背番号が3桁のままの1軍登板となりかなりレアな映像だった。

初球のストレートをいきなりエスコバーに捉えられて冷っとするものの、レフトフライにとどまりワンアウト。巨人1軍初登板とあって、緊張からか変化球がイマイチだったけれど、それでもストレートの球威は健在で、結果打者3人を凡打に抑えて上々のデビューを果たした。田中の実力はまだまだこんなものじゃないので、早く1軍に慣れて本領発揮してチームを勝利に導く存在になって欲しい。

 

以下この試合のその他出来事をざっくりと。

 

大城、ファーストでスタメン出場。無安打だったけど怪我の心配は不要?

 

坂本、ホームラン含む久々の猛打賞。完全復活か。

 

丸、二塁打3本で猛打賞。坂丸復活でチームが波に乗れる兆し。

 

ヤクルト青木、久々のノーヒット。内角攻めでうまく封じられた模様。

 

 

以上。

桜井コントロール難

岡本ナイスタイミングでホームラン

3回で高梨をkO

坂本猛打賞

桜井徐々に制球できるように

青木にインコース徹底

田中豊樹、育成の背番号で初登板

 

 

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