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5回表裏、先発と4番の攻防

巨人2-3ヤクルト(ほっともっとフィールド)2020.07.12

 

お見合い、危険タックルと、モヤモヤする得失点の分かれ目はあったけれども、5回に高梨を打ち崩せなかったのがこの試合の勝敗の分かれ目かなと思う。

 

5回裏の高梨は鬼気迫るピッチングで、ストレートでグイグイ押し込んできた。フォークが抜け始めたというのもあるだろうけど、結果的にはストレートで投手優位なカウントに持ち込めていたと思う。

この日の高梨のストレートは前に飛ばなかった。スポナビで調べたら前に飛んだ打球はわずか3本、炭谷の内野安打とパーラのライトフライ、岡本のショートゴロのみ。高梨のもう一つの持ち球のフォークの存在も相まって、ストレートにアジャストしきれなかったのだと思われる。

去年の高梨はコントロールが悪かったので自滅してくれる印象だったが、今回はアバウトとは言えゾーンに投げ込めていたため、この厄介なストレートを対処しなきゃいけないハメになった。

 

そんな中での5回裏、巨人サイドは粘った末での四球2つでチャンスを作り、丸のタイムリーに何とか繋ぐことができた。スワローズベンチも勝利投手の権利がかかった高梨を代えずらい状況だったに違いない。

なおも二死1・2塁の状況で一気に逆転まで持っていきたい気運だったが、ストレート勝負に来た高梨を4番岡本が打ち崩せず、開きかけていた勝利への道は閉ざされてしまった。

 

一方対照的だったのが桜井で、この日は前回ほどの冴えたコントロールは見受けられず、ボール先行で苦しい試合運びだった。

5回表はかわすピッチングに終始しているように思え、こちらも二死1・2塁の状況で4番を迎えていたが、村上が桜井のカットボールを一閃してタイムリー。両先発の気概と両4番の勝負強さの差が現れたイニングだった。

 

この試合で意外だったのが、ウチのリリーフ陣の踏ん張りだ。6回から、宮國、高木、中川、澤村と繋いで無失点リレーを完成させた。特に宮國が接戦のプレッシャーのある中、悠々と投げて3者凡退に抑えた事は驚きだった。この間も延長10回を一人で抑えていたし、回途中の投入は無理だけれど、回頭の起用であれば期待には応えてくれるのかもしれない。

対して澤村は澤村といった感じで、勝ちパターンの1角を担うことは明言されてるけど、1イニング1四球1死球という結果にはやはり不安が残る。高木が好リリーフを見せていたので、澤村よりは彼の方が現状適任かなと思う。

 

ヤクルトに関しては、去年も序盤は強かったのが、いつの間にかズルズル順位を落としていった例があるので、今首位を明け渡す事に関しては特に悲壮感はない。

自チームのキャプテンの負傷具合と抑えの穴埋め、先発の一角がいつ戻ってくるかの方が気になってしょうがない。

 

以下この試合のその他出来事をざっくりと。

 

丸と亀井、お見合いで先制点献上。上空で風が暴れていたらしい。

 

パーラ、危険タックルで警告。ゲッツー崩れのホームインが認められず。

 

ヤクルト青木、2戦連発弾。今年も対巨人戦は打ちまくる模様。

 

ヤクルト高梨、投手なのにツーアウトから盗塁して刺される。サインミス?

 

ヤクルト高梨、桜井から2安打。最早9番目の野手。

 

 

以上。

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