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【神1-4巨】リリーフ事情の違い【甲子園】

阪神先発メッセンジャーを打ち込み4得点、3回から継投になるも追加点が奪えず、結果そのまま逃げ切って3タテを決めた試合でした。

・乱調メッセから先制
・阪神はブルペンデーに
・打線は3回以降散発
・今村そこそこの出来
・鍵谷ストレートがヤバい
・回途中での投手交代
・岡本さん…

メッセンジャーはストライクボールがハッキリするピリッとしない投球で、初回に丸がソロを、2回には3連打と坂本の追撃タイムリーで3得点と早くも楽勝ムードを作り出します。
阪神サイドは2回裏のメッセンジャーの打順で代打を送り、早くも継投策へと切り替えます。結果的にこの判断が試合の展開をワンサイドにさせなかったので、この試合のターニングポイントなのかなと思います。

一方こちらの先発今村は良くも悪くもなくといった感じで、打たれるけどホームは許さない、どこかの田口や高橋のようなピッチングで5回まで無失点。
しかし中盤でつかまるのもお約束で、3連打(内1本は亀井の頭脳プレーで糸井アウト)を浴びて初失点。6回途中78球でマウンドを降ります。

次いでマウンドに登ったのは移籍2試合目となる鍵谷でした。
前回は余裕の点差の中でのお試し登板でしたが、今回は3点リードでランナーを背負った場面となり、真価を問われる局面でした。
で、ストレートが入らない入らない。先頭の高山を四球で歩かせますが、スポナビアプリのリプレイを見ると、北斗七星のようにボールが高めに並んでいてうわぁってなります(笑)。
続く坂本(神)は甘いスライダー2球で打ち損じを貰ってツーアウト。次の北條は打つ気マンマンだったのか、高めのストレートに手を出してセンターフライと、相手の拙攻のおかげでこの回を最小失点で終えられました。

7回裏も鍵谷がマウンドに立ちますが、この回先頭の原口に対してはボールが高めに浮きませんでした。三球目の真ん中(!?)ストレートを打たれるもののショートゴロに抑えます。高めのストレートを打たれても飛ばされなかったあたりからも、ストレートの質自体は良いのかもしれません。でも1点を争う場面を任せられないコントロールなので、やっぱり中大の先輩(澤村)後輩(鍬原)と同じ使われ方になるのかなと思います。

鍵谷が一人抑えたところで田口にスイッチ。最近この回途中ランナー無しの状況での交代が目立つ気がします。結果抑えてるので良いですが、交代の時間分試合が間延びするのであんまり好きでは無いですね。ひょっとしてどんな時でもリリーフするためのトレーニングの一環だったりするんでしょうか?

代わった田口は5連投だったのですが、それを感じさせないくらい素晴らしいピッチングで残り2人を抑えます。
そして回を跨いだ8回も登板し、先頭の糸井を内野フライに抑えて安定したピッチングを見せてくれます。このままこの回を投げきるかなと思ってたらまたしてもピッチャー交代。中大三兄弟の長男澤村がコールされます。心なしか甲子園が沸いた気がしました(主に1塁側)。
澤村は挨拶代わりとばかりに次の4番大山の顔面付近にストレートを投げ込んだり、内野安打(ビヤヌエバのファインプレー未遂)で出塁を許したりするものの、5番マルテを併殺に抑えてこの回無失点で終えます。
9回は三連投の中川がヒットを打たれるものの抑えてゲームセット。セ・リーグ他5球団は借金を背負い首位独走となりました。

打線の方は阪神が継投策になってからはほぼ沈黙状態となります。2回までに点を取っておいて本当に良かった。
中でも大好きな甲子園でこのカードヒット1本の岡本が心配です。ここで打てないと対戦カード次第の上がり目がないので、オールスターで何か掴んだり思い出したりしてくれることを祈るばかりです。

しかし阪神のリリーフは良いピッチャーが多いですね。特に2番手の岩崎が凄く良かったので、メッセじゃなくこっちが先発できてたら苦しい試合になったと思います。
後に続いた投手も攻略できなかったので、石崎クラスがトレードで出されるのも納得です。まぁ代わりに外野手取らなかった事には納得できませんが。

これで前半戦終了となり、しばしのオールスター休みとなります。後半戦はこちらもリリーフの再整備をして強化を図ると思いますので、それがどんなラインナップになるのか今から楽しみです。

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