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【神2-0巨】手も足も出ず消えるマジック【甲子園】

徐々に調子を上げる岩貞に何もできず、阪神サイドが早めに下げてくれるもリリーフを打ち崩せず完封負け。マジックも消滅です。

・ゲレーロ外れて石川スタメン
・早打ちの弊害
・今村に厳しい首脳陣
・結局ブルペンデー
・マジック消滅

この試合では石川がスタメン起用されました。対阪神と対左腕の成績が良いための抜擢の模様です。
しかし調べたら対右かた今季1本もヒットを打ってないんですね。こう見ると左キラーなのか左からしか打てないのか微妙ですね。

そしてその代わりにゲレーロが外れる事になりました。亀井との比較検討があったと思いますが、1番バッターが不在となるのでそこが決めてなのかなと思います。対左の期待値は一緒くらいだと私は思ってます。

そして試合の方では、指示があったのか不明ですが、阪神先発岩貞に対してカウントの早い段階でスイングをしていく打者が多く見受けられました。
しかしこれが全く功を奏さず、6回まで71球で乗り切られて無得点。四死球0でヒットも3本しか打てませんでした。

早打ちのメリットを調べたところ、カウントを取りに来る甘い球を狙えたり、三振を気にせずに思い切り振って長打を狙えるというメリットがあります。デメリットとしては球数が少なく済んで四球も減るという事で、この試合ではデメリットの方だけ現れた感じです。
多分対横浜、今永・東をイメージしての取り組みだったのでしょう。それよりはコースか球種で狙い球を絞らせた方が相手バッテリーを苦しめられる気がしますね。

対してこちらの先発今村は、3回までは上々のピッチングを見せるも、4回の先頭福留にスリーベースを打たれてピンチに陥ります。
続くマルテは内野ゴロに打ち取るものの、その間に福留がホームを踏んで先制します。
ワンアウトでランナーが無くなり仕切り直しといきたかったですが、次の糸原にヒットを許してランナーを出してしまいます。

ここで何とベンチが動いて今村から鍵谷に投手交代。球数は60球ちょっとと多少多いですが、三振も5つ奪っていましたし悪くはないと思っていました。不可解です。
元々この試合はブルペンデーを予定していましたが、澤村の離脱で白紙になり、今村が抜擢された経緯はあります。元よりショートスターター的に使うつもりだったという事でしょうか?ちょっと評価低いですね。

その回はその後鍵谷が後続を抑え、回を跨いでから田口へとバトンタッチ。しかし田口が近本にタイムリースリーベースを打たれて追加点を与えてしまいます。
7回に入ってからはマシソンが3者凡退に抑えて復活をアピールしました。
まだ怪しいのが8回の中川で、ヒットと四球で二死1・2塁にされてから、糸原にライト前に運ばれてしまいます。しかしここは亀井の好返球により、木浪の生還を阻止しました。

スタメンに抜擢された石川は、2打席与えられるもいずれもフライアウト。6回からはゲレーロが代わってレフトの守備につきますが、こちらも2打席凡退でした。
特に2打席目は、二死満塁と逆転のチャンスの打席での三振だったので印象は良くないですね。前日もチャンスをふいにしていました。

しかしこの試合に関しては誰が悪いと言うより、サウスポーに弱すぎる打線が原因です。マジックが消えた代わりに問題が明確になりました。
今後は下位チームとのカードになるので、そちらで打線に勢いをつけて、またマジックを再点灯させて欲しいです。

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