【巨6-2広】エース・キャプテン・4番・ベテラン《M19》【東京ドーム】
5回までは前日と同じ展開でマジック消滅かと思ってましたが、亀井のタイムリーを口火に一気に逆転。菅野も球数をかけながらも7回を投げ抜いて11勝目。マジックがようやく減りました^^
・セカンド田中俊太
・キャプテン坂本の逆転弾・4番岡本の追撃弾
・ベテラン亀井3打点
・エース菅野貫禄の投球
本日のセカンドスタメンは田中俊太でした。若林はとうとう外されましたね。約2ヶ月が賞味期限だったといった感じでしょうか。セカンドは本当に定着しないですね。というか打てて守れるセンターラインの野手というのがハードル高すぎるのだと思います。そこいくと坂本が先発出場した事には安心しました。
そしてその坂本が2-0の5回、チーム23イニングぶりの得点となる亀井のタイムリーに続いて看板直撃の33号逆転弾を放ち、コンディションの不安を払拭します。さすがキャプテンです。早いところ優勝を決めて休養期間を与えて欲しいですね。
2-3となった直後、4番の岡本がさらにソロホームランを放ってリードを広げます。ついた点差はたった2点ですが、ホームラン2発のダメージは相当大きいと思うので、良いタイミングで追い打ちをかけてくれました。
続く6回にはスタメン起用に答えるべく、田中俊太が逆方向のレフトへツーベースで出塁します。俊太はこの後の打席でも惜しい当たりを飛ばしているので調子は良さそうです。今の若林よりは彼をプッシュしていく方が実りがありそうですね。
続く小林は送りバントができず凡打に倒れて一死2塁。次はこの時点で100球を越えていた菅野だったので代打かな思ったらそのまま打席に入りました。ネクストに山下がいたので期待してたのですが、まだ初打席はお預けのようです。
菅野はフルカウントまで持っていくも、空振り三振に倒れてツーアウトとなります。
また無死2塁のランナーを見捨てるのかと思っていたら、次の亀井が菊池(保)の失投したど真ん中フォークを逃さず捉えライトスタンドへ運びました。続投する菅野に援護点をプレゼントし、スコアは6-2と余裕のある点差になりました。1番亀井が元気だと打線に活気が出ますね。今のところ亀井の代わりは亀井しかいない感じです。
100球を越えた菅野でしたが、150km/hの球速をマークしたりと、まだ余力があるところを見せていました。
しかしツーアウトから坂倉、西川の連打で1・3塁のピンチを招き、この試合ホームランを打たれている菊池と対峙します。次がチャンスで何かしら仕事をする鈴木誠也だったので抑えたい場面です。
ここで逃げずに攻めのピッチングができるのが菅野の凄いところで、主導権を握ったまま菊池をサードゴロに討ち取って無失点で切り抜けました。
最近は終盤の同様の展開でメルセデスや山口でさえも降板してまっているので、菅野が良い意味で違いを見せつけてくれました。
8回以降は投げながらリハビリ中(?)の中川と、守護神デラロサがキッチリ抑えて完勝です。
役者が期待通りの活躍をして連敗を止めました。横浜がつまらない負け方をしそうな雰囲気がないので、こちらが着実に勝っていくしかマジックが減りそうにないですね。
ポジティブな内容の多い試合でしたが、丸がまた打たなくなってきたのが気がかりです。特に対広島は打率も本塁打数も少ないので、また長引かなければ良いのですが。