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【巨0-3デ】山口vs今永(2)《M20》【東京ドーム】

7月以来の顔合わせとなった両先発。今回は少ないチャンスを活かせず今永に抑え込まれ、勝ちパターンにもきっちり抑えられて前の試合のリベンジをされた形となりました。

・復調してきた山口
・中川なんかまだ変
・3回あった無死2塁
・石川vsエスコバー
・ソト32号で坂本並ばれる

こちらの先発山口は、前回の阪神戦に比べると変化球のコントロールは冴えていたように見えました。
しかし7回で崩れてしまう所は前回と同様で、この回で全体的なコントロールが一気に低下したように見受けられました。体力が売りだったと思いますが夏バテでしょうか?けれども7回途中までを2失点で抑えた内容は流石でした。

その7回で後をうけたのは前日に炎上してしまった中川でした。
汚名返上といきたかったところでしたが、コントロールが定まらず、先頭の梶谷を四球で歩かせてしまいます。次の筒香が打ち損じてくれたおかげで無失点で切り抜けられましたが、今後の試合に不安を残す内容でした。

山口以上に良かったのが横浜先発の今永で、ストレート、スライダー、チェンジアップ、どの球種でも空振りを取れ、低めに集めるコントロールも冴え渡っていました。
今永に手も足も出なかったという訳でもなく、2回には先頭の岡本が、4回には先頭の坂本が二塁打を放って無死2塁のチャンスを作れています。ここで後続が凡退でもランナーを進塁させられていれば、一死3塁で何かしらの形で点を奪えたかもしれませんでした。しかし2回は阿部が三振、4回は丸が内野フライと何もできずに凡退してしまいます。早い回だったのと打順的にバントは考えずらい状況だったので、打撃で何とかして欲しかったです。

阿部に関しては7回にも同様のシチュエーションで凡退しています。
7回裏2-0、今永からエスコバーに代わり、先頭の岡本が2本目の2塁打でその出鼻を挫きました。けれども阿部がショートゴロを打ったため、2塁上の岡本は動けずチャンス拡大できませんでした。状況的にバントも有りだっただけに、何か出来なかったのかなと悔やまれるシーンでした。

同じ7回裏、阿部の次のゲレーロがセカンドゴロに倒れ、二死3塁の状況で若林に代打石川が送られます。前日のサヨナラと同じ顔合わせとなりました。
全球ストレートの末打たれた前回を反省してか、この打席はスライダー主体の配球で組み立て、最後はインコース低めのスライダーを空振り三振となり、エスコバーからしたらリベンジを果たした事になります。この対決は数少ない残り試合でもまだ何回かありそうな気がしますね。

その後8回に鍵谷が失投をソトに捉えられて被弾し3-0。ソトは32号でとうとう坂本と本塁打数で並びました。しかしこの2人以上にヤクルトの山田と村上に勢いがあるので、本塁打王争いはまだ絞られていない感じです。

最後は康晃の前に坂本、丸、岡本が凡退してゲームセット。後の対戦を考えると苦い経験となるシーンの多かった試合でした。
ただ幸いにもマジックは消えずに20のままとなりました。現状マジック対象チームが横浜と広島の2つで、広島が負けたお陰のようです。
週明けに仕切り直して広島相手に勝ち越して、マジックを消化しつつ対象チームを絞り込めたら理想的です。

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