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【中2-5巨】粘投と拙攻で勝ち越し【ナゴヤドーム】

エース菅野は中6日の前回登板と比べると今一つな内容でしたが、相手の拙攻に助けられた面もあり1失点。対してこちらはタイムリーと本塁打で着々と得点を重ねて差をつけ、カード勝ち越しを決める6連勝です^^

・日曜とほぼ同じオーダー
・左が苦手の亀井
・丸岡本2連猛打賞
・阿部ゲレ連発
・菅野打たせて取って10勝目
・京田暴走

この日のスタメンは、阪神ガルシアと対戦した日曜日の時とほぼ同じ陣容でした。
前の試合に勝ったものの、左腕の大野の前に2安打だった事もあり、同じく左腕の小笠原に対しては、ガルシアを打ち崩したオーダーで挑もうという狙いなのでは思います。

日曜からの変更点が1つあり、1番バッターには陽ではなく亀井が選ばれました。
しかし亀井はジョンソン、高橋遥人、大野雄大と、直近の先発左腕からはヒットを打てていませんでした。この試合に勝つための変更だとしたら、得策だったかどうかは微妙なところです。

結果として亀井はこの日も無安打に終わり、打率がとうとう3割を切ってしまいました。
左右別打率を見たところ、対右は.331なのと比べて、対左は.220と1割以上の開きがあり、左腕を苦手にしていると見て良いでしょう。

しかしこの試合は3番4番が連動して活躍したおかげで、亀井の出塁が無くとも得点はしっかりできました。
3番丸がヒットで出塁し、それに4番岡本が続いてヒットを放つ事3回。内2回はタイムリーで岡本の2打点となり、3回目も次の若林のタイムリーへと繋がったため、計3得点に絡む働きをしてくれました。

チーム5得点のうちの残り2点は、6回の阿部・ゲレーロの連続ソロホームランでした。
6回時点では2-1と1点差のリードだったためこの2本の本塁打は貴重な追加点で、先発小笠原を降板させるダメージの大きいものとなりました。
特に広いナゴヤドームでもホームランを打てる40歳の阿部は、まだまだ頼れる戦力である事を証明してくれましたね。

この日の先発菅野は前回よりも変化球を多投しますが、空振りを中々とれず、球数が嵩んでしまう中々苦しいピッチングでした。
そんす菅野に手を差し伸べたのが中日打線で、ヒットは打っても単打、あとは引っ掻けて二遊間へのゴロを量産するという展開でした。
結果ヒットを8本打って7回まで1得点と中々の拙攻ぶりに助けらた菅野は、123球を費やしてリリーフにマウンドを託しました。
四球が1つでエラーが無く、パフォーマンスが悪い中でもミスをしなかった粘投が、7回1失点の結果を呼び込んだとも言えますね。

対して中日の攻撃は、5-1の9回裏に一番の盛り上がりを見せます。
先頭が倒れた後、代打堂上がマウンドの高木から二塁打で出塁します。続く1番大島は凡退するもののランナーを進めて二死3塁で京田がバッターボックスに入ります。京田は1ボール1ストライクの3球目を捉え、右中間に運びタイムリーとします。

しかしライトの陽がボールの処理にもたついていると思ったのか、京田は二塁ベースも蹴って三塁に突進します。実際陽は、背走しながらフェンスに当たる手前でバウンドしたボールを捕球してそのまま反転し、すぐにカットマンに送球。結果全く無駄が無くスピーディーな返球がサードの若林に悠々と届き、京田は三塁で無惨にアウトになりゲームセットとなりました。

京田は今年の日本代表の親善試合でも、1塁からのタッチアップで暴走してゲームセットになっているので、終盤になるとアドレナリンが出まくって冷静になれないタイプなんでしょうかね。また何かやらかしそうで気になる存在です。

ともあれ難なくカード勝ち越しを決められました。中日にはまだ今シーズン負け越したカードが無いんですよね。
お得意先への返礼なのか、次はヤングマンが先発するので、連勝は止まるのかなと思いますが、チームの勢いをとめない試合をして欲しいです。
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