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【ヤ3-4巨】一進一退の末に【秋田県立野球場】

両チームとも決め手に欠ける展開が続きましたが、最後にキャプテンが会心の当たりで決勝点。カード2連勝で貯金10となりました^^

・不調のメルセデスでも
・苦手高梨からエラーで
・ヤクルトの継投ミス
・すぐさま追い付く
・最後はキャプテン

対照的だったのが両先発の出来で、メルセデスは4回まで104球投げて被安打10、対してヤクルト先発の高梨は6回まで98球投げて被安打5と、明らかに高梨の方が良い内容だったのですが、失点は共に2点と同じで、ヤクルトの拙攻とミスに助けられた感じです。

高梨もまたウチが苦手なタイプで、前日の石川とは真逆の荒れ球型で的を絞りにくい投手でした。
荒れ球型は、とんでもないボール球を放ったかと思ったらコースギリギリに急に決めたり、逆球や抜け球が打者の裏をかく形になって手が出なかったりと、結果的にストライクをとれるタイプのピッチャーです。
その対策のためか、高梨にペースを握られまいと序盤は好球必打の早打ちを仕掛けていました。

坂本は良い感じに打ててましたが、続く丸が苦手にしているようで、このコンビでの得点はありませんでした。
代わりに4回表に高梨自身が連続四球でピンチを招き、若林が送ったあとビヤの内野フライを村上が落球して三塁走者がホームイン。さらに高梨の暴投で残った2塁ランナーが3塁に進んだところで重信がレフト前へタイムリーで逆転とします。昨日に引き続きヒット1本で2得点できました。

対してこちらの先発メルセデスは出だしからピリッとせず、ボールが全て高めに浮いてしまい、あげく粘られて球数が嵩んだ上、単打をたくさん打たれて良いところ無しといった具合でした。
大量失点に繋がらなかったのはこの日3番に入った青木が良い場面でことごとく凡退してくれたお陰かもしれません。

メルセデスを4回で諦め、5回と6回は澤村がマウンドに上がり、ぶつけたりとかもありましたが、無失点で2-2のまま7回となります。

7回裏は田口が上がり、ツーアウトながらランナーをためてしまったところで野上にスイッチ。ここでヤクルトベンチも動いて代打雄平が登場し、勝ち越しタイムリーを打たれます。3ー2となり、このまま勝ち継投で逃げられるのかと思いましたが、ヤクルトベンチがここでミスをおかします。

この前の7回表は、高梨に代わってハフがマウンドにあがり、坂本にまわった所でマクガフにスイッチするという、なんとも慎重なリレーをしていました。そしてマクガフはたった2球で坂本を仕留めたため、勝ち越したならマクガフ続投のはずでしょう(と解説の真中氏がおっしゃってました)。
ところが先んじてマクガフの代打に荒木を審判に告げてしまっていたようで、慌てて取り消そうにも時すでに遅し、といった状況のようでした。結果荒木は凡退して、次の回にはマクガフではなく近藤がマウンドに上がることになります。
結果からみるとこれがこの試合のターニングポイントだったかもしれないです。

8回表、代わった近藤から連打とラッキー安打でノーアウト満塁の状況を作り、若林のゲッツーの間に再び同点に追い付きます。
その裏は大竹が何とか無失点に抑え、9回に地元凱旋のクローザー石山と対峙します。
ツーアウトと追い込まれるも亀井ヒットで出塁の後、復調したんですよね!?状態の坂本が鮮やかにライトフェンス直撃の勝ち越しタイムリーを放ち4-3とします。
最後は安定の中川が抑えてゲームセット。またもや相手のミスのおかげで勝ちを拾えました。

力でねじ伏せた感じの勝利ではないですが、こういったゲームを取りこぼさない事も優勝するには必要不可欠かもしれません。何より状態の悪いメルセデスで勝ちゲームにできたのは大きいですね。
火曜は同じく不調の菅野が登板するようなので、ここも勝ってチームが波に乗ってほしいです。

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