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【巨6x-5中】400号達成&サヨナラ勝ちで連敗脱出、最高です!【東京ドーム】

ビヤヌエバ同点満塁ホームランからの阿部400号達成勝ち越し弾、最終回に追い付かれるもキャプテン坂本がサヨナラヒットと、今までの負の試合展開を吹き飛ばすような、久しぶりに気分の良い勝利となりました^^

5回までは、またこれかと思わせるダメダメな展開でした。先発メルセデスのコントロールが安定せず四球を安易に出してしまい、球威も感じられず、4失点して2回持たずにマウンドを降りることになります。
その後は恒例のブルペンデーとなり、宮國、高木、鍬原、澤村と最終回まで無失点リレーで繋ぎました。これもまたリリーフが成長してきている証で、頼もしかったです(澤村は危なっかしかったですが)
中でも高木は先日の阪神戦でノーアウト満塁を切り抜けたのが自信になったのか、以前より堂々と投げているように見えました。良い成功体験になったのだと思います。(その前に重大な失敗体験をしてますが)
鍬原もまた前回登板に引き続き安定したピッチングを披露しています。この2人は今後もっと重要な場面で任されるような気がします。

守備で注目だったのが、メルセデスのキャッチャーが宇佐美で、この日もファーストが大城だった事です。
これは大城ファーストコンバートにかなり力を入れていくという証だと思います。まぁ一回だけキャッチャーに戻りましたが、そういう使い方で早い回に捕手に代打を送りやすくなるのでそれはメリットかもしれないです。

打線は5回まではいつものチグハグで、ランナーを出すものの3併殺で自滅してました。先発の高卒2年目清水を攻めあぐねた形となってましたが、その潮目が変わったのが中日が6回に清水を代えてリリーフを投入したタイミングです。
聞くところによると、最近中日は先発投手を早い回で下ろしてリリーフにバトンを渡す運用をしているようです。怪我人続出のための苦肉の策か、あるいはその運用で好調の楽天にあやかったのか分からないですが、今回はそれが中日にとって仇になりました。

清水から代わった小熊はウチのクリーンアップからワンアウトも取れず、ヒットと四球で満塁の場面となります。
たまらず中日はピッチャーを代えます。でもそれが東京ドームと相性の悪い田島だったりするのでこちらはニンマリです。そしてその相性の悪さは早速発揮されます。
6番にはビヤヌエバが入っており、田島の初球をバッチリとらえて打球はバックスクリーンへ。同点の満塁ホームランとなり今までの試合展開が一気にリセットされました。

その後ツーアウトとなりますが、満塁本塁打の余韻がまだ残っている中、打席には前の回から代打で9番に入っていた阿部。またまた田島の初球をとらえ、打球は綺麗な放物線を描いてこの瞬間を待ちに待ったファンが詰めかけたライトスタンドへ。通算400号本塁打は本拠地で勝ち越しとなる貴重な一打でした。
ここからはチーム一丸となって、このまま逃げ切って阿部の通算400号を勝利で飾る事にゲームの流れは一変します。

前述の通りリリーフ陣が奮闘して9回の中川まで無失点で繋げます。しかしここで中川が先頭の井領にツーベースを打たれ、次の打者の送りバントで3塁まで進まれます。
これまでピンチでも抑えてきた中川だったので何とかしてくれるだろうと思ってましたが、受けていた小林がまさかのパスボールで同点にされてしまいました。

同点止まりで9回の裏を迎え、打者二人があっさり倒れツーアウト。延長もチラつきましたが、続く亀井がストレートの四球となりバッターはキャプテン坂本。
ツーストライクと追い込まれますが、そのカウントで1塁の亀井が盗塁を決めて2塁へ進みます。完全無警戒でした。もし刺されても次の回は坂本から始まるので好打順、決まったので一打サヨナラの場面を作れました。良い判断です。
外野が前進守備となり、それを見て坂本は狙いすましたように外野の頭を越える飛球を放ち、亀井をホームへ生還させ見事サヨナラ勝ちを決めました。状況判断に長けた二人だからこそなし得た結果だと思います。

連敗を阿部の400本達成と共に止めることができ、チームに勢いがついて負け癖が解消されるんじゃないかと期待しています。
次は1試合毎に調子を上げている山口が先発なので、ここらで久しぶりに完投勝利を見せてほしいです。
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